※2019/2/15に内容を更新しました。
SikuliX公式サイトのドキュメントページで公開していない設定や機能を紹介するページです。
(※カッコ内の日付は、ドキュメントページ公開状況を確認した日付です。いつの間にかドキュメントに追加になっているかもしれません。
秘密

■設定
(1)Settings.setImageCache(2018/5/20)
Settings.setImageCache(0):デフォルトでは一度使った画像はキャッシュされ、画像が更新されたとしてもキャッシュしたものが使用されますが、この設定を行った後は、使うたびにすべての画像がファイルからロードされます。

【活用場面例】
スクリプトコードで指定している画像ファイルの名称を固定にしておいて、画像ファイルをダイナミックに差し替える処理を行いたいとき。

Settings.setImageCache(1):デフォルトに戻します。

【この機能を知った場所】
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SikuliX1.1.4では使えないかも】(2018/9/10)
画像キャッシュの仕掛けが変わるという説明がここにあります。

■機能
(1)App.setClipboard, Env.setClipboard(2018/5/20)
文字列をクリップボードに書き込みます。
setClipboard
【活用場面例】
クリップボードを介して他のアプリケーションと通信したいとき。

【この機能を知った場所】
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(2)saveLastScreenImage(2018/7/11)
検索に使った最後のスクリーンの画像を「C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Sikulix\SikulixStore」に保存します。
無題
【この機能を知った場所】
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(3)ALL(2018/8/7)
検索対象のモニターはScreen(n)で指定します。メインモニターならSCREEN, Screen(0), または指定無しで検索できます。2台目のモニターならScreen(1).find(画像)です。ALL.find(画像)とすると、複数のモニターを対象にして検索ができます。ALLはあらかじめ定義された定数で、全てのモニターを統合した領域を表します。

【この機能を知った場所】
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(4)Locationを中心にしたRegionの生成(2019/2/15)
Regionにgrow()があるのと同様に、Locationにもgrow()が使えます。

【この機能を知った場所】
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